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検査と費用

費用例 >>

基本的な検査

不妊治療を始めるときに受ける主な検査です。

月経周期に合わせて検査をしていくため、一か月かけて検査します。

3~4回の通院目安です。費用は2~3万円かかる場合が多いようです。

 

 

1) 月経中(月経1-5日)

●LH/FSH/PRL/E2測定・・・脳下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモン(FSH)、黄体化ホルモン(LH)、プロラクチン(PRL)、エストロゲン(E2)を測定します。これは卵巣の機能を調べるための血液検査です。

月経が不順である場合、LH-RH テスト・TRHテストを行い、テストステロン(男性ホルモン)や卵胞を育てるホルモンの状態をみます。

2) 排卵前(月経終了後)

●子宮卵管造影・・・卵管が詰まっていないかどうかを調べる検査で、必ず行う必要があります。

3) 排卵時(月経12-14日頃)

4) 黄体期(高温相5-7日頃)

●超音波

●プロゲステロン(P4)・・・妊娠を維持するのに必要なプロゲステロンの量を調べるための血液検査です。

5) 月経の時期に関係なく行う検査 (血液検査)

  • AMH(抗ミュラー管ホルモン)・・・発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンで、女性の卵巣予備能を知る指標になると考えられています。多嚢胞卵巣では高値を示す傾向にあります。
  • 高リン脂質抗体(CLβ2GP1抗体・・・流産しやすいと言われている、脂質抗体症候群を調べます。
  • クラミジアIgA・IgG(抗原)・・・卵管癒着などにかかわるクラミジア感染症の過去と現在の情報を得ます。
  • 甲状腺ホルモン(TSH・fT3・fT4) ・・・異常値では、流産の原因となる場合があります。
  • 抗精子抗体・・・精子が体内に入る事により精子に対する抗体を作ってしまうことがあります。この抗体が強いと、精子が体内に入った途端に動かなくなってしまいます。これを免疫性不妊症といいます。この場合、顕微授精がすすめられます。
  • 血液型・・・血液型不適合妊娠につながるRH-の人を見つける検査です。
  • 風疹

以下、必要に応じて検査が必要となります。

  • 血糖HbA1c・・・糖尿病・高血糖では、神経障害・網膜症・腎症などの合併症がおこる可能性があります。妊娠中の高血糖は母体のみでなく、胎児や新生児にも影響を及ぼします。
  • CA125(月経中以外)・・・CA125は子宮内膜症のときに上昇する物質で、これを測定することにより子宮内膜症の有無を推定する事が出来ます。
  •  精液検査

 初診時感染症スクリーニング

  • HBs抗原
  • HCV抗体
  • 梅毒
  • HIVクラミジアトラコマティス
  • IgG抗体風疹ウイルス(HI)抗体
  • トキソプラズマ抗体

    人工授精 AIH

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